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ロバート・ボシシオ
ボシシオは1963年イタリア北部トローデナに生まれ、ウィーン美術アカデミーを卒業後、ベルリン、ニューヨーク、ロンドンにて芸術を学びました。現在はトローデナ(イタリア)のアトリエを拠点に制作活動を続けています。

代表的な作品としては様々な色彩や構成で表現される室内空間を描いた「インテリア」シリーズやポートレートが挙げられ、また歴史的名画や現代アーティストへのオマージュも見られます。ボシシオはこういったモチーフを繰り返し異なる視点やスケールで描くことで作品を探求しています。
曖昧な輪郭線、淡い色調のなかにイメージの輪郭が浮かびあがるボシシオ作品独特の効果は、オイル、テンペラ、灰、砂、ワックス、石膏など様々な素材が重なることでできる、複雑なテクスチャーの層が織りなすものです。
時に完成まで数年をかけ、作品との距離やそこに当たる光や影など変化する表象に深く入り込み、ボシシオは「見る」ことを追求します。風景や人物画といったモチーフの具象性、それが彼自身の持つ抽象性とせめぎ合い、独自の領域に作品を昇華しています。

これまでに、クルージュ=ナポカ国立美術館(クルージュ=ナポカ・ルーマニア、2021 年 )、 Galerie Fravi,(ドマートエムス・スイス、2020年)、Gallery Martin Mertens(ドイツ・ベルリン、2019年) 、ギャラリーGalerie Doris Ghetta(オルティゼーィ・イタリア、2018年) の他、オーストリア・ベルギー・アメリカなどで個展を開催。La Fenice(Italy)をはじめ数々の賞を受賞。また2021年のBP ポートレート・アワード(UK)のファイナリストに入選するなど、その作品は世界的にも高い評価を得ています。

ルディ・クレモニーニ
ルディ・クレモニーニは、1981年イタリア・ボローニャ生まれ。ボローニャ・アカデミーオブファインアーツ(Accademia di Belle Arti di Bologna)を卒業後、現在同地を拠点に活動しています。

クレモニーニの作品には、分厚い油絵の具を重ねた曖昧な形態と特徴的な筆使いで、風景や部屋、人物像や動植物、並んだ石膏像など、ごく日常的な光景が描かれています。クレモニーニはそういった「日常」や「普通」を掘り下げ、その下に潜む矛盾や葛藤をあらわにします。
彼が描く場面は多くの場合囲いに覆われており、何らかの制限が生まれていることを示唆していますが、そこに存在する物や人物、動植物は生命力に満ち、複雑な感情やユーモアをも感じさせます。また、決して煌びやかではない表象そのものの性質を探求し、魅力や愛らしさを表現する喜びもクレモニーニの創造性の原点と言えます。

これまでの主な個展として、Capsule(上海・中国、2022年)、Galerie Thomas Fuchs(シュトゥットガルト・ドイツ、2021年)、Semiose(パリ・フランス、2021年)、リミニ美術館(リミニ・イタリア、2019年)、などが挙げられ、イタリアをはじめ、アメリカ、フランス、ドイツ、ベルギー、中国などで数多くの国際的な個展・グループ展に参加、また数々の賞を受賞し国際的に評価を得ています。

ヨハネス・ボシシオ
ヨハネス・ボシシオは1994年イタリア、カヴァレーゼ生まれ。2020年にベルリン・ヴァイセンゼー芸術大学を卒業したのち、ロンドンに移り、現在はロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン、イギリス)修士課程にて勉強を続けながら、父であるロバート・ボシシオと同じくアーティストとして活動しています。

彼がその作品で探求しているのは、様々なかたちで表される人間と機械の関係、そして二元論 – 例えば図と地(像と背景)、身体と精神、物質と非物質、有機と無機、動物と機械など – の破壊です。彼はこのような二項対立の様式を融解し、ハイブリッドを創造しています。そこではテクノロジーの発達によって生まれたものと共生する人の身体能力は増長され、人工身体器官はやがて生体の一部となります。機械的に反復する電子音楽の音やディストピア小説「クラッシュ」(ジェームス・バラード著、1973年)などに影響を受けたヨハネス・ボシシオは、消費主義や科学技術、機械へのフェティシズムなどの主題を、ハイパーリアリズムのスタイルにグラフィックな要素を合わせた絵画作品や、モノトーンの半立体作品などで提示しています。
今回の展示では、近年取り組んできた「Shapeshifter」シリーズより新作を発表致します。

これまでにJudith Andreae(ボン・ドイツ、2021年)、Galeria Doris Ghetta(オルティゼーィ・イタリア、2021年)、をはじめドイツ、イタリアの他、イギリス、スイス、ベルギーなどギャラリー で個展やグループ展を開催、国際的に活動しています。

ミルチャ・ブート
ミルチャ・ブートは1991年ルーマニア、バヤ・マレ生まれ。2015年、ルーマニアのクルージュ芸術大学卒業。
2014年、SPATIU INTACT(クルージュ=ナポカ、ルーマニア)での約1年間のレジデンス、その後2015年エラスムスプログラムの奨学金にてベルリンのギャラリープランBで学び、抽象作品を中心に作品を制作。2017年にはブダペスト(ハンガリー)アートファクトリーギャラリーによるレジデンスにて活動しました。

様々な表現方法を試みる中で、2018年以降は具象作品を中心としたペインティングに取り組み、国際的に評価の高いアーティストを輩出してきたルーマニアの「クルージュ・スクール」と呼ばれる一派の若手作家の一人として、ルーマニアを拠点に活躍しています。
今回展示する作品はブートがかつて過ごしたドイツのポツダムやベルリンの光景を描いた油絵です。冬の情景の中にアーティストの孤独な心情が投影されています。風景画という様式のなかでブートは景色の写実というよりもむしろ、個人的な心理状態を探求しています。

これまでにクルージュ=ナポカ国立美術館(Muzeul de Arta)(クルージュ=ナポカ・ルーマニア、2020年)、Viennacontemporary(ウィーン・オーストリア、2019年)、Art+Text Budapest Gallery(ブダペスト・ハンガリー、2017年)などが挙げられ、ルーマニアの他、フランス、イタリア、オーストリア、ハンガリーなどで国際的な個展・グループ展に参加しています。

OUTLINE

展示名

グループ展
ロバート・ボシシオ、ルディ・クレモニーニ、ヨハネス・ボシシオ、ミルチャ・ブート

会期

2022年2月4日ー3月5日
*日・祝日休廊

予約する
*本展では安心して作品をご覧いただけるよう、前半のみアポイント制とさせて頂きます。
2022年2月4(金) – 2月12日(土) アポイント制
2022年2月14日(月) – 3月5日(土) 予約なしでご覧いただけます

営業時間

11:00-17:00

会場

104GALERIE
東京都目黒区青葉台1-20-4 FORCEビルB1F