Archive EXHIBITION
KYOTARO
The SAZZY and three queens
2015.12.5 (Sat) - 2016.1.11 (Mon)
KYOTAROの久々のSoloexhibitionとなる本展では、彼女が104GALERIEで感じたものをこの展示用に描き下ろし、60-80号サイズ中心に、シンプル且つダイナミックに世界観を表現する。
3週間にわたる展示期間を、どうかじっくりと味わっていただきたい。
OUTLINE
展示名 | KYOTARO「The SAZZY and three queens サジーと3人の女王」 |
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会期 | 2015年12月05日(土)-2016年01月11日(月) |
営業時間 | 12:00-20:00 |
会場 | 104GALERIE |
STATEMENT
人間一人一人が宇宙規模なのかもしれない。
意識の奥の奥の方では全てが繋がっているのではないだろうか。
目に見えない部分の背景は皆、全く別の世界を持っている。
この世で無駄なことは一切起こらないとすれば、この出会いも必然なのかもしれない。
仲間達との成り立つ奇跡とも言える絶妙な関係性、ともに活動している縁のある仲間達の後ろには一体何があるのだろうか?
意識が別の場所に旅に出れるのであるなら、その場所を作ろう。
次の新しい道へのインスピレーションがひらめく場所になればいいと思う。
意識の高い次元に行き、拾い描いた絵をご用意致します。
三週間の間、104GALERIEが新しい意識への入り口になるかもしれない。
この場所の奥は果たしてどこに繋がっているのだろうか?
皆は同じあの光の場所に集合出来るだろうか。
2014年にスタッフの土屋さんからご連絡があり、2015年に初めてENZOさんに会いました。
KYOTAROは感覚的能力が昔から強く、104GALERIEで展示出来ることも必然だと受け取りました。
ENZOさんの背景を映像として見えて来たものを今回ご用意致しました。
羊ビッグホーンの置物から『名前を持っている』と、インスピレーションがありアルファベットで拾ってみたところ、SAZZYというサジーという響きを拾いました。
sazyで翻訳してみたところ。
マラガシ語で「制裁」という訳が出てきました。
マダガスカル語(Malagasy、マラガシ)はアフリカ東部のインド洋に浮かぶマダガスカル島で話される言語。
マダガスカル島はレムリア文明との関係が深い場所だということでした。
サジーがレムリア水晶を抱いた絵をメインビジュアルにしました。発光している。
エンゾさんと共に働いている2人の女性を女王の絵として描きます。
そしてもう一人、母性的意識の女王と一緒に。
是非会場にお越し頂けたら幸いです。
光り輝く多数のエレメントをご用意致しました。
あなたの何処かに共鳴することを祈っております。
ギャラリーから外に出た後、ほんの少しだけ違って見えるかもしれない。
KYOTARO
EVENT
“The SAZZY and three queens.” 1day event
12日(土)1日限定でお食事とライブを楽しんで頂けるイベントを行ないます。当日はKYOTAROも一日在廊し、メインビジュアルの特製ポスター(B1.B2サイズ)、ポストカード(2種)を販売致します。お誘い合わせの上、是非お越し下さい。
日時 | 2015年12月12日(土) 17:00-22:00 |
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ライブ | OLAibi |
フード | yoyo.(VEGEしょくどう) |
OLAibi
OOIOOのドラマー、パーカッショニストとして国内外で幅広く活動中。 1995年からセッションバンドAOAで5年以上パフォーマンスし、FujiROCK-festival、レインボー2000/etc 様々な野外イベントを大いに盛り上げた。 4枚のアルバムをリリースしている(commaレーベル)。 現在は、OOIOO以外にも、ピアニストでMuseum of plateの塚本サイコとのユニットmeleで、NHK教育TV、エキナカecute、浅野忠信主演映画等の制作や、ピアニストで映像作家の高木正勝との 制作、UAの作品参加、原田郁子、ハナレグミ、大友良英、竹中直人等との共演等、精力的に行っている。 1st Album「Humming moon drip」では、ハンドドラム(コンガ、ジェンベ、ブカラブ)に重点を置き、全ての太鼓に音程を付けてメロディラインからベースラインまで、全て太鼓のみ での表現に成功。 その上にyoshimiがスパイスを加え、従来の太鼓物の観念をひっくり返すような、”太鼓の歌物”というべきジャンルを確立。ミュージシャンやDJの間 でも話題に。2nd Album 「Tingaruda」では、その世界観に一層広がりを持たせ、民族音楽とアバンギャルドの新たな融合を表現した。 そして、約3年ぶりとなる3rd Album(2012年10月リリース)は、今までとは全く異なる録音スタイルで、自身が全てmixまで手がけた初のエレクトロ作品で、ゲストに加瀬亮、高木正勝、ハナレグミ、カヒミカリイ、Oorutaichi、YTAMO、AyA(OOIOO)、ガムラン奏者の川村亘平、濱元智幸、という豪華、異色なラインナップで新しい試みに挑戦した。
yoyo.
根っからの野菜好き。南インドへの旅行で完全菜食に出会ったことをきっか けに、2007年頃より野菜のごはんをつくり始める。まったく料理経験の ないところから、知人のバーの定休日に店舗を持たないヴィーガン定食屋 (VEGEしょくどう)を展開。
PROFILE
KYOTARO
1978年京都生まれ、1998年に京都嵯峨美術短期大学グラフィックデザインコース卒業。1999年東京に上京し活動を始める。現在は2015年2月より京都にアトリエを持ち、東京を拠点に、ドローイング、ペインティング、マンガなど、幅広い作品を制作しているアーティストです。国内での多数の個展の他、ニューヨーク、マイアミ、北京、上海、サンフランシスコ等でのグループ展にも参加し、国内外で積極的に作品を発表。近年の主な展覧会として、グループ展「MONOCHROME」(HHHgallery、東京、2015年)、個展「I SAW A LOT OF FAIRIES – 妖精の行く道」(ミヅマ・アクション、東京、2010年)、個展「天界トリップHeaven’s Trip」(ミヅマ・アクション、東京、2008年)グループ展「七問-現代日本の若手アーティストたち」(MIZUMA&ONEGALLERY、北京/Hwasgallery、上海、2011年)、VICE JAPAN主催「GLOBAL PHOTO COLLABORATIONS」(写真家・田附勝とコラボレーション作品を展示、DIESEL ART GALLERY、東京、2013年)等。KYOTAROは、異次元にある目に見えない存在とそれらが持つ力を感じ取り、形にすることで作品を制作しています。ふとした瞬間に私たちが感じる何かの気配や、神秘的な体験は、KYOTAROの作品制作において大切な要素です。今にも動き出しそうな躍動感あふれる画面、水滴や、気泡、髪の毛の質感の描写、光、神々や幻獣、動物、妖精の存在の崇高さを感じさせる繊細で綿密なタッチからなる作品は、白と黒を基調としているにもかかわらず、鑑賞者の意識を刺激し、鮮やかな世界へと引き込みます。その作品は、他分野からの評価も高く、「RED BULL MUSIC ACADEMY TOKYO」(2014年、キャンペーンメインビジュアルとして初音ミクのビジュアルを担当)、伊勢丹新宿本店(2013年、ショーウィンドー12面に個展「天界トリップ」での作品が起用、展開され、『DSA空間デザイン賞2014』の優秀賞を受賞)、様々な企業のクライアントワークを手がけてきました。これまでに、作品集『天界トリップ』(河出書房新社、2012年)、『ベイビー・シャワー・ストーリー』(河出書房新社、2012年)、『I SAW A LOT OF FAIRIES – 妖精の行く道』(ERECTLab.、2012年)、漫画単行本『MWUAI』(ダイトカイ、2012年)、あちゃちゅむのデザイナーしんやまさこ氏とのコラボレーション絵本『カラポンポン』(六耀社、2013年)が出版され、その注目は年々高まっています。現在は「カラポンポン」特装本を制作中。2015年11月には京極夏彦氏の新刊「ヒトでなし」の挿画に起用され発売予定。12月10日写真評論家の飯沢耕太郎氏著「キノコの国のアリス」の挿絵を担当する。ステュディオ・パラポリカより発売予定。
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